#149
summarized by : 伊藤 諒悟
Natural Adversarial Examples

どんな論文か?

学習データは深層学習モデルの性能に大きく関わっており、分布が異なるテストデータを使用してテストすると性能が大きく低下する。そこで、様々なモデルを誤認識させるような画像をImageNetから集め、2つのデータセット(IMAGENET-A, IMAGENET-O)を提案した。
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新規性

IMAGENET-AはImageNet-1Kの中から様々なモデルを騙す画像を集めており、IMAGENET-OはImageNet-22Kにあって1Kにはないクラスの画像から1Kにあるクラスとして認識されるような画像を集めている。特にIMAGENET-OはImageNet-1Kの分布から外れており、このようなデータセットは新規性がある。

結果

両データセットを用いたテストの精度をあげるために、data augmentationやモデルアーキテクチャを変えた実験を行った。また、分類器の学習ではImageNetより良いとされるPlaces365データセットで学習し、ImageNet-1Kでfine tuningしたモデルについても実験を行った。これらの実験から、モデルのアーキテクチャを変えることでロバスト性を向上できることを示した。

その他(なぜ通ったか?等)

プロジェクトページ:https://github.com/hendrycks/natural-adv-examples