#111
summarized by : Hiroaki Aizawa
Adversarial Generation of Continuous Images

どんな論文か?

これまでのGANは離散的な2次元グリッドで表現される画像を出力してきたが,この論文ではImplicit Neural Representation(INR)による連続的な画像生成を目指している.INRは画像の座標を受け取り,その座標のRGB値を出力するMLPで,主に3Dドメインで発展した技術である.INRとGeneratorを組み合せた新たなINR−based Generatorを提案
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新規性

INRをGeneratorに組み合わせるためには,INRのパラメータを生成する別のネットワーク(Hypernetwork)が必要であること,高解像度な画像を生成するためのINRの評価コストが大きいという問題を解決する必要があったが,この研究ではfactorized multiplicative modulationとmulti-scale INRsと呼ぶ新たな方法で解決している.

結果

GeneratorがFC層で構築されているにもかかわらず,LSUN bedroom 256x256でFIDが6.27でFFHQ 1024x1024で16.32を達成し,連続的な画像表現と離散的な画像表現のギャップを埋めた.また超解像,画像補完,外挿など興味深い特性を持っていることが実験からわかった.

その他(なぜ通ったか?等)