#920
summarized by : Teppei Kurita
Polarized Reflection Removal With Perfect Alignment in the Wild

どんな論文か?

ガラスに映りこんだ反射を除去する。従来の機械学習ベースの反射除去ではデータセットとして反射画像と透過成分を取得していたが、ガラスの屈折により位置ずれが生じることを指摘。
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新規性

逆に反射成分を取得して透過成分は引き算で求めることで完璧にアラインされた反射除去用データセットが作れることを提案している。また従来の反射除去は無偏光を前提としていたが、それを仮定しない偏光反射除去モデルも提案してNNに組み込んでいる。実験は偏光カメラで行っている。

結果

独自データセットでベースラインの手法と比較して性能向上を確認。

その他(なぜ通ったか?等)

従来の課題をちゃんと解析して、それに対する提案をロジカルに書いている。データセットも自らそのために収集している。ただアラインと偏光という異なる2つの課題に全く違うアプローチが書かれていて、論文として若干一貫性に欠けているのは少し気になった。