カメラの運動を一般的な動きと特殊な動きのケースに分類し、それぞれの幾何方程式を導出、解を見つけるための効率的な方法を提案している。Limitationとしては２つあって、ベースラインが既知であること（限りなく短いのが望ましい）とカメラが同期されていなければならないこと。機械学習は一切使っていない。

合成データと実世界データの両方で検証。既存手法と比較しての定量的優位性を確認、かつ全てのタイプの歪みを除去できることを実証。

最近はミドルクラスのスマホでもフロントカメラは２台ついていることが多いので実用も視野にいれている。画質面でローリングシャッターを気にする一般ユーザは少ないが、環境認識の際(SLAM等)にも悪影響を及ぼすのでそちらの方に需要があるかもしれない。