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#863
summarized by : Asato Matsumoto
どんな論文か?
マルチラベル分類はシングルラベルと比べてデータアノテーションにかかるコストが大きい。そこで、部分的にしかラベル付けされていないデータ(partial label)を用いてマルチラベルCNNを学習したい。一方でpartial labelの学習に標準的なクロスエントロピーロスを用いると、過学習や性能劣化を起こしやすい。そこで本研究では画像とラベルの類似度を考慮したエントロピーロスを提案した。
新規性
多様体上でラベルと画像の特徴の類似度を導入した新しいクロスエントロピーロスを提案した。また、このラベルと画像の類似度を学習するために、類似度学習とCNN学習の2つが相互に作用することを考慮して、対話型学習フレームワーク(IMCL)を提案した。
結果
Open Images、CUB、MS COCOを用いて実験を行った。特に大規模なデータセットであるOpen Imagesで、5,000クラス分類のmAPが従来手法から1.02ポイント向上したことを確認した。
その他(なぜ通ったか?等)
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