#862
summarized by : Hiroaki Aizawa
Differentiable Volumetric Rendering: Learning Implicit 3D Representations Without 3D Supervision

どんな論文か?

近年,学習ベースの3次元再構成は微分可能なレンダラーによってRGB画像(とそのマスク)から3次元形状を再構成を学習できるようになった.しかし,これらの手法は3次元表現がボクセルかメッシュに制限されるため,離散化によるartifactまたは計算コストゆえの低解像度な表現である問題がある.この論文は,implicitに形状とテクスチャを表現し,そのための微分可能なレンダラーを提案している.
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新規性

このようなimplicit表現のためのdifferentiable volumetric renderingを提案.このレンダリングは,表現するパラメタに関する勾配は予測されたdepthから解析的に導出できることに着目し,設計されている.この方法は,メモリ消費はサンプリング精度に依存せず,これまでの方法と同様に,RGB画像とそのマスクから学習可能.

結果

RGBまたはRGB-D画像集合で学習したときの,一枚のRGB画像から3次元形状とテクスチャの再構築性能(このとき,学習時multi-viewでも検証),また実環境のmulti-view画像から複雑な3次元形状を再構築するときの性能を評価.sigle-view reconstructionでは特に2.5D supervisionで先行研究と比較して優位であることがわかった.

その他(なぜ通ったか?等)