#806
summarized by : Teppei Kurita
Solving Jigsaw Puzzles With Eroded Boundaries

どんな論文か?

ピース間の境界線が太いジグソーパズルを解く。
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新規性

従来手法は境界に隣接する画素だけを利用していたので境界線が太いと解けない。そこで境界線部分をInpaintingして、ピースのペアが隣接しているかどうかを識別する。Inpaintingと分類の両方に同じ識別器を使用しているのがキモ。

結果

提案手法はジグソーパズルの既存データセットにおいて既存のソルバーの性能を全て上回ることを確認。また実験の結果、Inpaintingの品質がピースの隣接ペアの判定に大きく関与してくることがわかった。

その他(なぜ通ったか?等)

提案手法は斬新な点は少ないが直観とあっており、上手くいくだろうなという第一印象がある。問題設定も今まである枠組みの中の特殊ケースとして新しく定義している。情報が欠落している場合は、その情報を生成しつつ、解くべきタスクと共同で学習可能であるということ。