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#705
summarized by : Higaki Yoshinari
どんな論文か?
従来のevent cameraにおいて、解像度の低さとノイズの多さが課題であった。これに対し、輝度画像を併用する新規アルゴリズムにより、ノイズにロバストで高解像度なevent画像を取得できる。
新規性
event画像と輝度画像の相関を利用するアルゴリズムJoint Contrast Maximization(JCM)と、これを用いてノイズ低減を行うGuided Event Filteringを(GEF)提案。ここでは、optical flow方程式に基づき、event画像と輝度画像の時刻変化が整合する解を探索する最適化問題として定式化している。
結果
RGB-DAVISの動画を独自に構築した実験系に入力(ビームスプリッタでevent/intensity cameraに同時入力)し評価。本手法(輝度画像併用、GEF)適用により、2/4/8倍超解像の結果、PSNRは2.6/4.2/4.9dB向上した。
その他(なぜ通ったか?等)
CNNやCompressive sensingなど最近の手法は使わずに、基礎に立ち返ってシンプルに画像を併用するアプローチをとっている独自性、明瞭なノイズ低減効果、独自に構築したシステムで充分な実験検証を行った点、様々な用途(高フレームレートビデオ合成、HDR、コーナートラッキング)への応用を提案した点が、評価のポイントと考えられる。
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