#629
summarized by : Shoji Sonoyama
BSP-Net: Generating Compact Meshes via Binary Space Partitioning

どんな論文か?

点と形状特徴ベクトル(画像ならResNet,ボクセルなら3DCNNの出力等)を入力とし、ポリゴンメッシュを出力する問題設定。 primitiveな形状の重ね合わせにより、シャープで閉じた形状のメッシュを出力する。
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新規性

任意の形状の組み合わせで対応な構造を表現できるネットワークを提案した。 部分形状毎にセグメンテーション可能であり、エンコーダの変更で3Dのメッシュ化、画像からの3Dメッシュ化など柔軟性がある。 また、単眼の非セグメンテーション画像からセグメンテーションされた3Dメッシュを出力するのは本論文が初(と著者は主張している)。

結果

ShapeNet(Part)データセットを用いた評価にて、SoTAに比肩する性能を達成しながらも、メッシュを構成する頂点数とメッシュ数を大幅に減らした。加えて、本論文で提案された形状のシャープさを示すECDという指標では従来手法を大幅に超える結果が得られている。実装が公開されている:https://github.com/czq142857/BSP-NET-original

その他(なぜ通ったか?等)

シンプルなアイデアで性能が出ており完成度が高い。