#558
summarized by : 藤中彩乃
DeepFLASH: An Efficient Network for Learning-Based Medical Image Registration

どんな論文か?

従来の画像位置合わせ手法では高次元の空間を扱っていたが,筆者らは,低次元で帯域を制限した状態で位置合わせを行うネットワーク”DeepFLASH”を提案した.これにより,計算コストとメモリ消費量を削減することができた.
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新規性

高速なディープラーニングベースの画像位置合わせ手法を開発したこと,複素数畳み込み演算や複素数損失関数などを定義したこと,実数空間でもデュアルネットワークによってモデルを簡単に実装できるよう工夫したこと.

結果

二種類の公開データセット (2次元の牛の目の合成画像と3次元の脳MRI画像) を用いて画像位置合わせの実験を行ったところ,最新のネットワーク (FLASH,VoxelMorph,QuickSilverなど) と同等の精度を誇りながら,計算時間を大幅に削減できた.

その他(なぜ通ったか?等)