#542
summarized by : hiroki tsujimoto
Proxy Anchor Loss for Deep Metric Learning

どんな論文か?

既存の距離学習の損失関数は,ペアベースかプロキシベースの2つに分類される.それぞれ,表現の多様性と学習速度を強みとしている.この研究では,両方の利点を実現するプロキシベースのProxy-Anchor lossを提案した.メインアイデアは,タイトルにもあるように各プロキシをアンカーと見立て,各プロキシと全データの距離をpositive,negative別に最小最大化する点である.
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新規性

1. データ間の多様な関係を学習でき,高速であるproxyベースのProxy-Anchor lossを提案.2. Proxy-Anchor lossによってSOTAの性能を達成した.3. 既存手法にくらべ,収束が早い.

結果

CUB-200-2011,Cars-196,Stanford Online Product (SOP),In-shop Clothes Retrieval (In-Shop)の4つのベンチマークデータセットで評価を行い,SOTAを達成.また,収束時間が最も高速となった.

その他(なぜ通ったか?等)

シンプルなアイデアでSOTAを達成しており,インパクトが大きい.