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#534
summarized by : Naoya Chiba
どんな論文か?
部分点群などにも対応できる,ロバストな三次元点群の位置合わせ手法RPM-Netを提案.点ペアごとに絶対座標と相対座標,PPFを入力として特徴量を計算,点同士のソフトな対応付けを推定しSinkhornレイヤーによる正規化を行って,重み付きSVDで回転・並進を推定.さらにアニーリングの導入とアニーリングのために最適なパラメータをニューラルネットワークで推定する.
新規性
ソフトな対応付けのためにSinkhorn Normalizationを導入したこと,アニーリングのアイデアで各イテレーションで適した量の剛体変換を適用することが新規.
結果
ModelNet40で評価.クリーンなデータに対してはChamfer Distanceでは良いスコア,回転誤差・並進誤差も比較的良好な推定結果が得られた.部分点群のみの場合やノイズを付与したデータの場合既存手法よりよい性能が得られた.Ablation Studyでは各入力特徴量が必要であることの確認と,イテレーション回数についての考察について記述.
その他(なぜ通ったか?等)
ノイズが多い/部分点群という一般的な問題設定の元で良好な性能を達成した.
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