#511
summarized by : yusuke saito
Joint Texture and Geometry Optimization for RGB-D Reconstruction

どんな論文か?

RGB-Dデータでの3D再構成において、既存研究ではジオメトリとテクスチャの相互関係を別々に扱っていた。そこで、カメラ姿勢、再構成モデルのテクスチャとジオメトリ、キーフレーム間の色の一貫性を、同時に最適化する手法を提案。
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新規性

Joint Texture 最適化に色と幾何学的整合性、さらにジオメトリ最適化に高ブースト法線を用いて再構成メッシュを直接最適化。これにより、SFS(Shape-From-Shading)で発生するテクスチャコピーの問題を効果的に克服し、より詳細な形状再構成を実現。

結果

- まず、Intrisic3D が提供するデータセット上で同手法と比較。提案手法ではテクスチャコピーを抑え、墓碑の目や眉毛など,いくつかの小さな幾何学的な詳細部分でより良い結果を示した。 - Intrinsic3Dが同じ計算環境で数日必要だったのに対し、30分~2時間(頂点数24万点~80万点、面数47万~160万)で計算が完了する。

その他(なぜ通ったか?等)

既存手法の欠点(テクスチャコピー)を改善しつつ、計算量を大幅に削減した点。corei7(3.6GHz CPU)、8GB(RAM)、GTX1060(6GB GPU)で現実的な三次元再構成を可能にした点。