#47
summarized by : Teppei Kurita
Lighthouse: Predicting Lighting Volumes for Spatially-Coherent Illumination

どんな論文か?

ステレオ画像から、シーン内の任意の位置の照明マップを推定する。
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新規性

従来手法では単一画像からのDepth推定をしていたが、これをステレオを使った高精度なMPI推定にすることで基本性能を向上させ、更にボリュームレンダリングの概念を利用し矛盾のない環境マップを計算したことが新規性。更にカメラを中心においた、3次元空間のボリュームを推定することで、位置によらず整合性のある環境マップを生成している。

結果

従来の照明マップ推定と比較し、PSNRとAngular Errorで共に最高性能を達成している。空間位置に対する照明マップ推定を利用したオブジェクトのリライティングデモの動画がわかりやすい。https://www.youtube.com/watch?v=KsiZpUFPqIU

その他(なぜ通ったか?等)

シーンの形状情報が増えるにつれて、新しいビューを生成するために必要な画像情報が減るのでMPIを使い高精度なDepthを得ることは照明マップ推定の本質的な改善に繋がる、そこが評価されたと考えられる。