#46
summarized by : Shoji Sonoyama
Why Having 10,000 Parameters in Your Camera Model Is Better Than Twelve

どんな論文か?

カメラの内部校正精度を高めるための手法と提案手法を実現するためのキャリブレーションパターンを提案した論文。 カメラの内部校正で用いられるパラメータ数は一般的には非常に少ない(OpenCVだと高々12個)が、本論文では膨大なパラメータ数(0.7k~40k程度)を用いて内部校正を行う。
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新規性

膨大なパラメータ数を用いて、従来手法に比べてより歪みの少ない画像を得るための校正方法を提案した。この手法はピンホールカメラモデル以外のカメラも校正可能。 加えて、通常のチェッカーボードでは得られる特徴点数が少なすぎるため、より密に、より正確に特徴点が検出できる星型パターンを提案した。

結果

RealSenseD435とStructureCoreを用いた実験にて提案手法の方がレンズ歪みの影響を打ち消せていることを示した。 本論文の実装はhttps://github.com/puzzlepaint/camera_calibrationで公開されている。

その他(なぜ通ったか?等)