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#323
summarized by : yamada ryosuke
どんな論文か？
神経科学においてゼブラフィッシュは人間のモデル生物として扱われることが多い．行動解析においてもゼブラフィッシュを用いることで，類似した外観かつ不規則な行動の理解が可能となる．しかし，問題としてアノテーションされたデータセットが公開されていないこと，三次元空間におけるゼブラフィッシュの追跡システムが存在しないことがあげられる．そこで，ゼブラフィッシュの追跡データセットである3D-ZeFを提案する．
新規性
・86,400個のバウンディングボックスとポイントでゼブラフィッシュをアノテーションしたRGB 3Dデータセットの構築
・実社会の類似させるためにオクルージョンの複雑さの注釈も付与
・top viewとfront viewの2視点から撮影
結果
NaiveとFRCNN-H，OracleにおいてMultiple Object Tracking Accuracy (MOTA)の評価手法で検証した．3D-ZeFの4つのバリエーションにおいて，MOTAではOracleが高精度であった．
その他（なぜ通ったか？等）
従来のデータセットが公開されていない，かつ再現性が低いかった．そのため，データセットを公開し，従来では評価されていない，ゼブラフィッシュの追跡に関するメトリック評価を導入し，再現性が高いことが理由と考えられる．
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