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#322
summarized by : Munetaka Minoguchi
どんな論文か?
物体検出で頻出するFeature Pyramid Networkにおいて、次の3つの改善を施したAugFPNの提案。(1)FPNの各層のスケールを合わせるためにRoI-Align。(2)Residual構造を採用し、情報の損失を緩和して特徴量を強化。(3)全FPN特徴からより良いRoI特徴を生成するSoft RoI Selectionを提案。
新規性
FPNの問題点について議論し、各問題点を解決する3つの提案が主な新規性である。single shot、2stage問わず、FPNを採用している多くの検出器を、AugFPNに置き換えるだけで精度向上が見込める。
結果
様々な検出器のFPNをAugFPNに置き換え、MS COCOで検出精度を検証。RetinaNetやFaster/Mask R-CNNなどの著名な検出器において、APを0.9〜2.3改善。処理速度については、AugFPNに置き換えた場合、2FPS程度の速度低下となっている (アーキテクチャ:Faster R-CNN、GPU:Tesla V100)。
その他(なぜ通ったか?等)
https://github.com/Gus-Guo/AugFPN
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