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#27
summarized by : Masaki Taniguchi
どんな論文か?
粗いアノテーションデータと細かいアノテーションデータの両方を用いて学習するtrimap(被写体を人手で指定するためのデータ)なしでのhuman matting(人間が被写体の写真から被写体を正確に抽出するタスク)に取り組んだ。
新規性
粗いアノテーションデータと細かいアノテーションデータを両方用いて学習を行うため、容易に作成可能な粗いデータを増やすことで品質を向上できる。また、そのためにアノテーション品質に依らず最終的な品質を一定に保つためのquality unification networkを提案した。
結果
人手による被写体の指定を行うことなく、人手で作ったtrimapを用いるSOTAの手法に近い性能を出している
その他(なぜ通ったか?等)
この分野においては、きれいなアノテーションデータが少ないという問題が常にあったが、この手法であれば使えば粗いアノテーションデータを増やすことで性能の向上が見込める上、データセットの拡充にも貢献できるため、分野に対する貢献が非常に大きい。
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