#229
summarized by : hiroki tsujimoto
Learning Dynamic Routing for Semantic Segmentation

どんな論文か?

セマンティックセグメンテーションでは様々なスケールの物体を認識する必要がある.従来では,複数の解像度をもつ構造を人手設計したり,NASによる構造探索などが研究されてきた.一方で,ひとつのネットワークで全物体を表現するのは,実世界環境では適さないと主張し,この研究では,入力画像によって異なるネットワークパスを生成するDynamic Rootingを提案した.
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新規性

セマンティックセグメンテーションにDynamic Rootingを初めて適用した.各画像のスケール分布に応じて,異なるスケール変換を選択するsoft conditinal ゲートを提案した.

結果

CitySpacesとPASCAL VOCデータセットを用いた評価実験では,既存手法並の結果となったが,計算量を削減できた.

その他(なぜ通ったか?等)

計算コストを削減するために,ノード数の総和を計算コストとして扱い,損失関数に正則化項として導入している.