#200
summarized by : Ryota Suzuki
RoboTHOR: An Open Simulation-to-Real Embodied AI Platform

どんな論文か?

IKEAで入手可能な家具などで構成した現実空間に対し,手で超似せた仮想空間を用意して,現実空間と仮想空間の両方で同期的に移動ロボットシミュレーションができるプラットフォームRoboTHORを作った.頑張れば誰でも再現可能にしているとのこと.
placeholder

新規性

現実空間と仮想空間の移動体までもレプリケーションした環境を作った気合の入り様.似せっぷりは図を参照.

結果

RoboTHOR上で,Simulation to Realがどのようになるのかを調査している.かなり似せたものの,特徴空間上ではsimとrealはやはり離れる,sim2realで様々なタスクでの精度が顕著に下がるなどの結果を報告している.

その他(なぜ通ったか?等)

CVPR2020にてチャレンジワークショップも開催.allenaiのシアトルにあるラボで実際に動かす予定だったが,コロナの影響で現実空間の方はメンテできなくなったので仮想空間だけで実行とのこと.環境再現できる年数が限られそう(IKEAが同じ家具をいつまで売っているかに依りそう).