#118
summarized by : Teppei Kurita
Panoptic-Based Image Synthesis

どんな論文か?

Panopticマップをベースとした画像合成手法の提案。Panopticマップはセマセグマップにインスタンス情報(個々の動物など)が追加されたもので、インスタンスが絡み合う画像合成には有効に働く。
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新規性

Panoptic情報を考慮したConvolutionとUpsamplingが新規性。Upsamplingされた低解像度の特徴と高解像度のPanopticマップ間のミスアライメントに対処するようにしている。コンテキストやインスタンスの詳細が失われることがなくなる。

結果

より現実的な結果画像が得られるだけでなく、物体検出モデルを用いて評価した場合でも2つのデータセット(CityscapesとCOCO-Stuff)において、物体検出のスコアが大幅に向上することを実証している。

その他(なぜ通ったか?等)

提案手法の新規性もあるが、定量評価および定性評価の結果が単純に良い。