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#1029
summarized by : Hirokatsu Kataoka
どんな論文か?
物体検出アルゴリズムであるFast R-CNNにて提案された座標回帰(Localization)と識別(Classification)の共有部分の改良に関する研究。座標回帰と識別を同時に行うことにより、学習の不均衡が原因で精度低下に繋がっているが、本論文では2つの分離された次元で扱うTask-aware Spatial Disentanglement (TSD)を提案。
新規性
座標回帰や識別の特徴表現を見直し、両者を分離して解析した方が物体検出の精度が出るという洞察に基づきTSDを提案。
結果
MS COCO/Open Imagesを用いて実験。シンプルな設計ながら全てのバックボーンネットにおいて、約3%の精度向上が見られた。最終的にMS COCOデータセットのAverage Precision ではResNet-101にて49.4、SENet-154では51.2を達成。
その他(なぜ通ったか?等)
注意深い観察から洞察を得て、シンプルに問題を解いた印象。
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