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#1027
summarized by : Masanori YANO
どんな論文か?
入力の前処理と温度付きソフトマックス関数で分布外(Out-of-Distribution)検知を行うODINを一般化して、分布外のデータを使用したパラメータの学習を行わず、正常データのみの学習で分布外検知を実現する手法。
新規性
条件付き確率を分母のg(x)と分子のh(x)に分けて考え、それぞれを出力するニューラルネットワークとして、h(x)の関数を工夫することで、g(x)及びクラスごとのh(x)の出力から、クラス分類を行い、分布外であるか否かも判定する手法を提案した。
結果
SVHN、CIFAR-10及びCIFAR-100のうち一つのデータセットで学習し、異なるデータセットを分布外として検知する実験を行い、ほとんどのケースで従来手法より優れた結果。
その他(なぜ通ったか?等)
ODINの位置付けから提案手法への記述の流れが読みやすく、また実験ではロバスト性に関する分析なども行われているため通ったと考えられる。
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