#1020
summarized by : Masanori YANO
PolarMask: Single Shot Instance Segmentation With Polar Representation

どんな論文か?

物体の中心からの極座標表現(端点までの距離と角度)を用いてマスク領域を表現し、One-Stageのインスタンスセグメンテーションを行う手法。
placeholder

新規性

FCOSの概念をインスタンスセグメンテーションに一般化して物体の中心を求め、一定の角度単位の極座標表現を用いたマスク領域を回帰により求めるPolarMaskを提案した。

結果

Mask R-CNNなどTwo-Stageの従来手法を含めた比較をCOCOデータセットで行い、One-Stageの従来手法より精度において優れた結果。また、ResNet-101をバックボーンに使用した場合、12.3fpsの速度。

その他(なぜ通ったか?等)

ピクセル単位ではない手法で、One-Stageでは良好な結果を示したため通ったと考えられる。なお、Experimentsで「速度を比較した」と言及されている「Supplementary Material」はCVPR公式では読めず、arXivの論文( https://arxiv.org/abs/1909.13226 )で確認することができる。