#921
summarized by : Yuta Nakamura
QATM: Quality-Aware Template Matching for Deep Learning

どんな論文か?

さまざまな画像認識タスクの基礎となっているtemplate matchingについて,新たな手法を提案した論文。
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新規性

①matching候補の評価を高精度にし,②ニューラルネットワークのレイヤーとして組み込めるようにしたのが特徴。従来手法は計算量が多い,back propagationできない,評価方法が単純,などの欠点があるため①②を両立できていなかった。本論文ではsoft rankingを用いてback propagation可能かつ高精度な評価法を提案している。

結果

(1)OTB datasetで従来手法より高精度で速いtemplate matchingを実現。(2)negative sampleを混ぜて実験し,false positiveが減ったことを実証。(3)さらにImage-to-GPS Verification, Semantic Image Alignmentの2タスクに対し,SOTAモデルの一部分を本手法レイヤーに置換するだけで性能が向上した。

その他(なぜ通ったか?等)