#846
summarized by : Yoshiki
Iterative Residual Refinement for Joint Optical Flow and Occlusion Estimation

どんな論文か?

同じDNNを反復的に用いてoptical flowの推定を行う手法を提案。近年のDNNによるoptical flowの推定では複数のDNNを重ねて、粗い推定から徐々にrefineしていく手法が多い。しかし、重みの異なるDNNを積み重ねるとパラメータの数が膨大になってしまう。そこで、同じDNNを反復的に用いて前の反復からの残差を推定するiterative residual refinmentを提案。
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新規性

複数のDNNを積み重ねる手法は従来研究としてあったが、単一のDNNを反復的に利用するところが新規性として挙げられる。性能改善のためにバイラテラルフィルタを反復の中で利用、Occlusionの同時推定をし性能改善に利用など性能改善の工夫も提案。

結果

SintelとKITTIでのoptical flowの推定で従来手法のパラメータを削減しながら性能改善。また、補助的に用いたocclusionの推定でSOTA。

その他(なぜ通ったか?等)