#792
summarized by : shirouchi satoshi
LiFF: Light Field Features in Scale and Depth

どんな論文か?

特徴検出や記述は、低コントラストであったり、光の反射や屈折に弱い。そこで、集積カメラによって光がどの方向からくるかわかるLight Field Cameraを使って、4D Light Field特徴検出、記述を行う、計算コストの低いLiFF( Light Field Features)を提案。
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新規性

SIFTでは3次元空間で極値を特定していたのを、LiFFは傾きを加えた4次元空間で特定する。また、4D Light Fieldを3D focal stackにすることで、計算を効率化する。

結果

11×11×541×376サンプルの照明付きLight Fieldでの特徴検出、記述で、LiFFは平均2.88秒なのに対し、sub-image間でSIFTを繰り返すと平均53.1秒かかった。LiFFはコントラストが低い場合や、ボトルを通して屈折したテクスチャのような実際とは間違っていると思われる特徴は検出を防いで正確な特徴点を検出する。

その他(なぜ通ったか?等)