#548
summarized by : Sou Uchida
MAGSAC: Marginalizing Sample Consensus

どんな論文か?

RANSACを改良したロバスト推定の手法としてσ-consensusとMAGSACを提案.σ-consensusは,雑音スケールパラメータσについて周辺化を導入することで,精度よくロバスト推定を行う.MAGSACは,σ-consensusを反復的に適用することでSOTAを達成する.また,任意のロバスト推定器の後処理としてσ-consensus適用するだけでも速度を落とさずに精度向上を達成.
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新規性

RANSACではパラメータをユーザが設定する必要があったが,σ-consensusではパラメータについて周辺化を導入して,パラメータの設定なしでロバスト推定が可能とした点.

結果

基礎行列推定,基本行列推定,ホモグラフィ行列推定で評価し,トータルで最高精度(mean geometric errorが3.3近辺から1.8まで低減).また,従来手法にσ-consensusを加えた場合,ミリ秒の処理時間の増加で精度向上が可能という結果.

その他(なぜ通ったか?等)