#486
summarized by : Masaki Taniguchi
Transferable Interactiveness Knowledge for Human-Object Interaction Detection

どんな論文か?

HOI Detection(画像内でどの人物がどのオブジェクトに対して何を行っているかを推定するタスク)の新手法を提案する論文。データセットに依存しない普遍的な物体-人物間の関連度(Interactiveness knowledge)を求めるネットワークを学習することにより、既存手法と比較して大きく精度向上に成功している。
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新規性

データセットの行動カテゴリに依存せず、複数のデータセットで物体-人物間の関連度を学習可能なInteractiveness Networkを提案したこと。これにより、事前学習したInteractiveness Networkを用いて転移学習を行うことで、データ数の少ない場合でも精度の向上が見込める。

結果

HOIタスクにおいて既存手法よりも大きくスコアを更新し、SOTAを達成している。

その他(なぜ通ったか?等)

今回の提案手法は転移学習可能な事前学習モデルとして今後の手法にも取り込めるため、このタスク全体に対する貢献が大きい。