#479
summarized by : Masaki Miyamoto
Recurrent Back-Projection Network for Video Super-Resolution

どんな論文か?

ビデオの超解像問題において,本稿では,マルチフレーム情報とターゲットフレームのための,より伝統的な単一フレーム超解像経路を融合させる再帰エンコーダ - デコーダモジュールを使用して,連続ビデオフレームからの空間的および時間的コンテキストを統合するアーキテクチャを提案する.この提案モデルである再帰逆投影ネットワーク(RBPN)は,各コンテキストフレームを別々の情報源として扱う.
placeholder

新規性

・統一されたVSRフレームワークにおけるSISRとMISRの統合として,SISRとMISRが異なる情報源から欠けている詳細を抽出する反復SISRは,ターゲットフレームの詳細を表すさまざまな特徴マップを抽出する. ・RBPN用の逆投影モジュールとして,逆投影を通してSISRおよびMISR経路において抽出された詳細を組み込むための再帰的エンコーダ - デコーダ機構を開発する.

結果

PSNRとSSIMを評価基準とし,最先端の手法であるBicubic,DBPN,DRDVSR ,VSR-DUFと提案手法を比較した結果,11本のビデオクリップの平均評価は提案手法の方が値を上回るという結果になった.また,Vimeo-90kを用いた場合でも,再生速度が速い,普通,遅い場合において,提案手法の方が値を上回るという結果になった.

その他(なぜ通ったか?等)