#342
summarized by : Shunsuke NAKATSUKA
Siamese Cascaded Region Proposal Networks for Real-Time Visual Tracking

どんな論文か?

Object Trackingの手法として,Siamese構造を使ったRPNがある(Siamese-RPN).そのような手法では探索対象と類似したObjectが混在していると誤認識を起こしやい.それは,Positive SampleとNegative Sampleの数がimbalancedであること,ほとんどのNegative Sampleが簡単にPositiveと分離されてしまうことに起因する.
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新規性

Siamese NetworkとCascaded RPNを合わせた構造を提案(C-RPN).Cascadeにすることで,上記の問題を緩和している.具体的にはSiamese-RPNではLow Levelな特徴を軽視していたが,C-RPNではMulti Levelの特徴を用いてRPする.そのために,Feature Transfer Blockを提案.

結果

VOT2016,VOT2017,Tracking NetでSoTA(ほぼ).複雑な背景でも誤認識が少ないのが強み.

その他(なぜ通ったか?等)