summarized by : Naoya Chiba
Yu Zhang, Daniel L. Lau, Ying Yu
複数回の光線の反射を含む場合に対応した位相シフト法の提案.計測シーン中で一度だけ反射した光線と2回反射した光線が存在することを仮定して,それぞれについて位相値を復元することで,それぞれの表面形状の三次元計測が可能となる.
位相シフト法で観測される光線が複数の経路を含む場合について,どのような輝度が観測されるかをモデル化し,波数を変えたときの応答を利用して分離できることを示した.
シミュレーションによって,それぞれの位相値を復元できていることを確認した.また,実際の計測例としてメッシュ状の網越しに置物を計測し,両方の表面形状を取得した.