#225
summarized by : Munetaka Minoguchi
EventNet: Asynchronous Recursive Event Processing

どんな論文か?

イベントカメラのような疎なデータを,再帰的かつイベントごとにリアルタイムで処理できるEventNetの提案.時間符号化方式を備えたEventNetによって,少ない積和演算と時間的特徴量の集約が可能となり,CPU処理でも毎秒1MB以上のイベントを処理できる.
placeholder

新規性

イベントカメラは通常のカメラと異なり,ピクセルごとの変化を非同期的に得ることができる.このような,まばらで非冗長なデータである性質を利用することで,高速に処理を行うことができると主張.既存のCNNなどではデータを同期して入力する必要があり,処理が低速であることを解決する.

結果

実データを使った実験において,リアルタイム性の高さを示した.

その他(なぜ通ったか?等)

計算リソースの問題を解決できるという実用性の高さ.