#166
summarized by : Munetaka Minoguchi
Events-To-Video: Bringing Modern Computer Vision to Event Cameras

どんな論文か?

イベントカメラから取得したデータを通常の動画に変換することで,従来の画像処理アルゴリズムを適用する研究.大量のイベントカメラと動画データを使い,RNNによってその変換を学習する.これにより,イベントカメラが活躍するタスクが増加することを主張している.
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新規性

輝度変化を感知するイベントカメラは,高フレームレート、高ダイナミックレンジ、モーションブラーの抑制などの利点がある.本研究では,利点の多いイベントカメラから通常のカメラ映像に変換するという,回りくどいがユニークな手法を取っている.これにより,困難なイベントカメラ用のアルゴリズムを開発することなく,イベントカメラでのセンシングを行うことができる.

結果

従来の変換手法と比較して20%ほど画質を向上させた.また,分類や走行距離推定などのタスクにおいて,本手法を適用することによって,イベントカメラ用のアルゴリズムよりも高精度であることを確認した.

その他(なぜ通ったか?等)

ユニークかつ,実用的なアプローチを提案している.また,変換技術としても従来手法よりも優れたモデルを提案している.